ついにこの日がやってきてしまいました。妻が実家に行っちゃった…。出て行ったのではありません。里帰り出産のためです。今回からシリーズもので、妻がいなくなったアパートでの一人暮らしについて書いていきたいと思います。
妻の実家は車で1時間ほど。妻のご両親にあいさつをし、妻と別れて家(アパート)に帰ってきた僕。
イエェェーー!久々の一人暮らしイエェェーー!とサンシャインつぶあんが自由を手に入れたことに歓喜したのもつかの間。1時間後にはソファーの上でベッドくるまって子犬のようになっていました。
さぞ自由な暮らしが満喫できると思っていましたが、これは…思いのほか寂しい。この時期は日も短く、寒く、一人でアパートにいるとなんとも孤独感があります。
そして、そんな僕を困らせる最大の問題が、そう、今日のタイトルの料理です。
今日の夜ご飯どうしよう。これは妻が帰って来るまでの永遠の課題になりそうです。
※ちなみに、これを書いている現在はそんな妻が実家に行っちゃったの日からすでに2週間弱経過しています。
炒め物コンビネーション
子犬のようになった僕も、大学4年間は立派に一人暮らしをしていました。何をもって“立派に”かは置いておいて、得意料理は炒め物でした。むしろ炒め物以外は作ったことがないと言ってもいいくらいです。
そんな僕が最初にご飯を何とかするために取った行動はというと、炒め物です。笑うところではありません。「吉野家です」とか言わないで、自炊をチョイスするあたりが評価できるでしょう。
野菜炒め、チャーハン、肉炒め、野菜炒め、チャーハン…
学生のころの経験で知っています。このコンビネーションは、ちゃんと野菜も摂れるがとても飽きるということを。飽きる料理のために料理をするのも何だか不満が溜まることも。
それで、今回は、学生のときにはなかった妻の思いやりと地の利を活かした食生活をおこなっています。
妻の冷え固まった思いやり
それは、とても心温まるストーリー。
二人で暮らし始めてから、まったく料理は妻に頼り切っていた夫を思いやり、妻は里帰りする前に冷凍保存の効くおかずをたくさん作っていってくれたのです。
ハンバーグ、根菜の肉巻き、鶏肉の梅和え、などなど。
さらに、最初は野菜炒めができるだけ手間なく作れるようにと、キャベツやピーマン、しめじなどを食べやすい大きさにカットし、ジップロックに入れてくれました(炒め物コンビネーションの野菜炒めも、まずはこの材料を使いました)。それらをまとめて冷凍庫に入れ、「これこれこんなのが入ってるからね」と説明までしてくれました。
そんな妻の冷え固まった思いやり。レンジでチン、あるいはフライパンで炒めると、とても温かく、おいしいいつもの妻の手料理の味がするのでした。
しかし、それでも2ヶ月ほども妻が不在のなか、冷凍アイテムが持つのはせいぜい11月末まで。その後は自分でちゃんと手配をしなければなりません。
奥義、実家!
そして僕にはもうひとつ、地の利を活かした奥義があります。
そう、それが実家です。車で5分の僕の実家です。
もうむしろ毎日実家に厄介になればいいじゃないか!と思うこともあるのですが、両親ともにまだ働いているので、僕が帰って来るタイミングにまだ帰っていないことや、その逆もあり。。なんだかんだアパートに帰り、慣れないながらも自分でご飯を用意をした方が逆に楽だったりするのです。
でも、実家の方から声をかけてもらうこともあり、そんなときは迷わずご厄介になっています。
秘奥義!チキンラーメン!
すぐおいしい♪すごくおいしい♪
これが僕の秘奥義を出すときの呪文です。ご存知、チキンラーメン。でも、それだけでは成人男性としてお腹が満たされません。
そこで、麺を食べたあと、スープを少し残しておいて、そこにご飯を投入します。そうです、チキンラーメンおじやです。これがまたウマイ!
チキンラーメンがどん兵衛に代わることもありますが、ご飯を入れておじやとしておいしいのはこの2つな気がしています。
ただ、体にあまりよくないし、栄養も摂れない気がするので、秘奥義は週2回までしか使えないようにしています。
妻がいなくて一人暮らしでも、学生のころの一人暮らしとは違います。適当な食事で体を壊してしまっては、家族に迷惑をかけることになります。
「産まれそう」という電話がかかってきたら、その瞬間車に飛び乗って運転しないといけないし、その後はしっかりとサポートをしなければなりません。また、ここで僕が用意できるご飯のレパートリーを増やすことは、妻と赤ちゃんが帰ってきてから役に立つでしょう。
よちよち歩きながらも“頼れるパパ”を目指して、今日のご飯はどうしようかな!
すぐおいしい♪すごくおいしい♪
コメント