ついに、アパートに妻と息子が帰ってきました。産まれる前のタイミングから、約3ヶ月、妻は里帰りをしていました。そして、ついに里帰りから帰る日…お義母さんは堪え切れず涙を流していました。
僕がお義母さんの立場でも絶対泣いてると思う
お義母さんの涙ぐむ姿、僕はその気持ちに心の底から共感してしまいました。
僕の方の家にとってもそうですが、妻の家にとっても初孫となる我が息子。お義母さんは、息子が産まれる前から、娘の里帰りを嬉しそうに受け入れてくれていました。
妻のお産が迫ったタイミングには大慌てで会社を抜けて来てくれて、僕といっしょに妻を励ましてくれました。
そして生まれてから2ヶ月ほど、日に日に大きくなる孫の姿を間近で見て、初めての妻の子育てを毎日サポートしてくれました。
そんな2人が、ついに里帰りを終えて帰っていく…
もう毎日孫の成長を間近で見ることはできなくなる…
そんなふうに考えたら涙は出て来てしまいますよね。
だから僕はこんな言葉をかけた
僕や僕の家族は、息子が近くにやってきてくれるのはそれはもうとても嬉しいことです。
しかし、逆にお義母さんやお義父さんにとっては孫は離れて行ってしまいます。
そう、それが里帰りというものです。
そんな気持ちがわかるから、だから僕は堪え切れず泣いてしまったお義母さんにこんな言葉をかけました。
「また来たんか」と思うくらいたくさん遊びにきますね。
妻の実家とは車で1時間くらいの距離。決して近いとは言えないけど、「よし、行くか」と思えばドライブがてらすぐ着く距離感です。
今は雪が降る季節ですが、これから春になっていきます。息子もどんどん丈夫になるはず。ミニバンも新車で買いました。僕の言葉がただの慰めにならないように、お義母さんたちに会いにがしがしドライブに出かけよう!
改めて、赤ちゃんという存在はすごい
そう思うと、やっぱり赤ちゃんというのは尊い存在です。別に何ができるわけでもない。誰かの役に立つことができるわけでもない。
ただそこに存在するだけで、たくさんの人が笑ったり、泣いたり。目いっぱいの愛情を傾けてくれる。
息子が大きくなったら、この日のことを教えてやろう。
あの日、里帰りからお母さんが帰っていく日、おばあちゃんは寂しがって泣いちゃってたんだよ。と。
そう、僕たちもかつてはそういう存在だったのです。何ができるわけじゃなくても、そこにいるだけで周りの人たちが愛情を傾けてくれた。
そして、僕たちは大きくなった。大きくなって、自分の子どもを育てる立場になった。この愛情のバトンをしっかりつなげていくんだ。
そんなことを考えさせられた、お義母さんの涙でした。
コメント
思うに、孫ではなくて、娘が離れることに感極まっていらしたのではないでしょうか?
わたしも数ヶ月の娘がいる身ですが、産後うつ気味の辛い時、母は「孫は確かに可愛いけど、わたしにとって一番可愛いのはやはりあなた。こうして里帰りで帰ってきてくれる関係でいられることは本当に幸せ。つらい時は遠慮せずいつでも戻ってきてね」と声を掛けてくれました。
初めての育児で苦労する娘の姿を間近で見たお義母さんにとっては感慨深い別れだったかと想像します。
なんにせよ、沢山顔を見せて親孝行しようと言ってくれる素敵な旦那様ですね~!
産後ママさん、コメント承認が大変遅れました。せっかくのコメントなのに申し訳ありませんでした。
なるほど…!そのように言われるとまさにそうだったのではないかと思えます。
産後1ヶ月いっしょに生活してきて、去っていくのは孫だけじゃなく娘もですものね。
>初めての育児で苦労する娘の姿を間近で見たお義母さんにとっては感慨深い別れだったかと想像します。
お義母さんがそんなふうに考えてる可能性を、僕は思いもしなかったです。
泣いてまでしまったのはこの思いがあったからこそかもと、今では思います。
お褒めいただきありがとうございます!(笑)
息子も一歳半になった今ですが、月1回は妻の実家に行っています。みなさん良くしてくれるので僕自身も行くの好きなんですよね。