安産を祈願する「戌の日参り」。そのときに悩むのは、どんなものが必要なのか、服装はどうしたらいい?誰と行くのが普通なの?といった部分ですよね。今年の夏に実際に行って来た経験からその辺をどうしたか書いていきたいと思います。
そもそも僕は、「戌の日参り」というお参りがあること自体、子どもができるまで知りもしませんでした。安産である犬にあやかって、12日に1度めぐってくる戌の日に安産を祈願するもの。妊娠5ヶ月目の戌の日をねらって行くものらしいですね。
どこで参った?
僕たちは、ちょっと離れていましたけど、安産祈願に由緒あるお寺でお参りをしました。神社でやることが多いそうですが、僕たちはお寺でしたね。
5ヶ月目の戌の日のなかで一番都合がつきやすいのが平日だったので、僕たち以外に誰も人はおらず。住職さんにマンツーで祈祷してもらいました。
準備したものは?
①腹帯
まずはこの戌の日参りの日からつけることになる腹帯ですね。これは絶対用意するものだと思います。
僕たちの場合は普通にアカチャンホンポで買ったものを用意しました。そうしたら、レジで「戌の日参り用ですか?」と聞いてくれました。「はい」と答えると、熨斗を巻いてくれました。なんと気の利く!
なので、お店で売っている普通の腹帯に熨斗だけ巻いて持って行った。という感じでした。
②初穂料
これは神様にまつる意味合いのものなので、神社でお参りをする人はご用意を。でも僕らはお寺だったのですが、用意しました。…しちゃいましたという方が正しいでしょうか(笑)実はちゃんとわかっていませんでした。このブログを書くために調べて知ったというのが正直なところです。
入れた金額は5,000円でした。神社によって違うらしいのですが、3,000~10,000円が相場だそうです。
ちなみに、「はつほりょう」って読みます。
③お寺へのお礼のお菓子
これは完全に僕の方の親の気持ちでした。あとにも書きますが、僕たち夫婦と妻のお母さんの3人で行ったので、僕の方の親は全然不参加という形でした。それでうちの親が僕に持たせたのです。
住職さんに渡すと、腹帯や初穂料といっしょに供えて祈祷してくました。
誰と行った?
はい、これは上にも書いたとおり、僕と妻と、妻のお母さんと3人で行きました。割とオーソドックスな布陣らしいですね。妻の父親はお家の留守番をかって出ていましたし、うちの両親は平日だったために仕事でした。
服装は?
僕たちが戌の日参りをしたのは7月のこと。そう、暑かったのです。そこで悩んだのが服装でした。
そこで僕たちはどうしたかというと、妻は大人しめのワンピースに腕を隠す程度の薄手の上着、お義母さんもキレイめのワンピースでした。そして僕は、パリッとスーツを!と思っていたのですが暑さで挫折。スラックスに半袖のカッターシャツにしました。
それでも全然違和感はなく、お寺の前で写真を撮ってもかなりそれっぽく写りました。
もらったもの
お参りが終わり、お寺からもらったのは、①安産のお守り、②生米(これも安産祈願のものらしい)、③陣痛が来た時に飲み込むお札(これ一番ビックリ)、④砂糖菓子。この4種類でした。
生米は普通のご飯に混ぜて食べて少しずつ食べています。そして陣痛が来た時に飲み込むというお札は、大事に冷蔵庫にとってあります。
とにかくありがたい雰囲気いっぱいのセットでした。
お産は大事だしとても大変なこと。安全に迎えて終えられるよう、お参りを通して祈願するのは大事なことですよね。伝統の風習に当事者として触れられたのもいい経験になりました。
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