1歳11ヶ月の息子のまめ大福。男の子だからか、電車が大好きです。
先日京都まで1泊旅行に出かけてきました。この旅行の目的の大きな1つが、息子を特急電車に乗せること。
電車が好きだけど、実際に特急に乗せたらどんな反応をしてくれるかな?というのが僕と妻の一番の楽しみでもありました。
かくして、生まれて初めて特急に乗ったまめ大福。移動時間は約2時間。どんな時間になったかを紹介したいと思います。
特急に乗り込むと興奮状態が止まる
今回乗ったのは特急サンダーバード。名古屋から金沢、富山間を結ぶ特急です。
駅のホームに立っていると、僕たちの乗るサンダーバードが入って来ました。
駅のホームにいる時点でワクワクした様子のまめ大福ですが、サンダーバードがやって来たのを見てキャッキャと喜びました。
はい、ここまではいつもの反応です。今までも線路近くの公園などで電車はたくさん見てきましたからね。
それが今からこれに乗るとなったらどんな反応をするか・・・
まめ大福を抱っこして、「これ乗るよ」と言うと、とたんに動きがピタッと止まりました。
そう来たか(笑)
初めての経験なので、興奮よりも緊張が先に来たのですね。
座席では意外と大人しい
あ、しまじろうのパペットを持ってきていたのでした(笑) 出がけに「連れて行く」と聞かなかったもので。
サンダーバードの指定席に着いた僕たちは、まめ大福を僕と妻の間に座らせました。
飛ぶように過ぎる窓の景色に釘付けかと思いましたが、予想に反して席にピッタリ座ったまま大人しくしていました。
窓の景色は普段車に乗って見るものと大差なかったのかもしれません。僕はすごい好きなんですけどね。車窓からの景色。
逆に、車内の様子の方が気になるようでした。
なるほど、それは確かに珍しいし、電車に乗らないと見れないものだもんね。
車内アナウンスの声、デッキに出る扉の開閉、隣でスマホを見ているお姉さん・・・いろいろなものが気になるようでした。
なので、窓側より通路側に座った僕のひざの上に乗っていました。
これはちょっと意外な反応でしたね。
そわそわと飽き始めたらシールブック!
しかし、やはりまだ約2歳。長時間じっとしているのは限界があります。
大人しく座っていたのですが、そわそわし始め、抱っこから降りたいなどと訴えてきます。
しかし!そんなことを見越していた妻が取り出した必殺アイテムが。
その名もシールブック!
ええ、まめ大福はシールが大好きで、100均で売っているシールを何度も貼ってはがして遊べるシールブックは鉄板のおもちゃなのです。
この日のために妻は新しいシールブックを3冊買って来ていて、ママリュックに忍ばせて来たのでした。
これを渡すと・・・効果テキメン!
座席に座り直すと訴えて来て、黙々と新品のシールブックでペタペタと作業に取りかかり始めました。
ブーブー!(車のシールのこと)
と言いながら、30~40分はシールブックで遊びながら過ごしていたと思います。
シールブックはたくさんのシールがびっしり用意されていて、好きなページに好きなシールを貼って、また剥がしてと遊べるアイテムです。
今までシールブックで遊ばせたことがないというお子さんでも、絶対に気に入るはずですよ!
デッキに連れて行くと気に入った様子
気分転換にまめ大福をデッキに連れて行くと、すごく気に入った様子でうろうろと探索を始めました。
しまじろうは持ったままで(笑)
車両のつなぎ目のガタガタ揺れる板の部分に乗ってはしゃいだり怖がったりし、車両の扉を開けようと頑張ったり(もし開いたら超怖いので一応お腹を抱えていました)。
デッキから見える景色を抱っこして見せたのですが、ここはやっぱり反応が良くありませんでした・・・
やっぱり珍しさが勝つようですね。こうしてしばらくの時間デッキで過ごしました。
車掌さんにシールをもらった!
特急の移動で一番うれしかったのがこれ!
切符を確認に回って来た車掌さんに、オリジナルシールをもらったのです。
切符を切ってもらったあとも車掌さんが行かないので、どうしたのかなと車掌さんを見ると、ポケットからシールを取り出してくれているところでした。
真顔でシールを受け取ったまめ大福でしたが、シールをガッチリつかんでガン見(笑)
「ありがとうございます!」と車掌さんにお礼を言い、まめ大福にも「ありがとうは?」と促しますが、シールガン見。
結局「ありがとう」を言わなかったまめ大福ですが、このシールは京都駅に着くまでずっと握り締めていました。
電車から降りるとき、そっと本人から受け取り、財布に入れて持ち帰りました。
妻がトイレに行くと不機嫌に
基本的に大人しく座っていたまめ大福ですが、妻がトイレに立ったときだけ不機嫌になって泣いてしまいました。
と大声だったので、貴重品だけ持ってデッキに連れて行きました。
ですがそのために抱っこをするのもバンザイをして逃げようと暴れてしまい、周りのお客さんに迷惑をかけてしまいました。
幸い、後ろの席の年配のご夫婦は、そんなまめ大福に「あらあら、ママいなくなってさみしいね」と優しく声をかけてくれました。
うるさくしてしまった恐縮していた親としては救われる気持ちでした。内心は「うるさいな」と思ったはずですが・・・こんな思いやりのできる人でありたいものだと感じました。
無事京都駅に到着
そんなこんなで、約2時間の移動時間を過ごし、無事に京都駅に到着しました。
サンダーバードを降り、まだ大阪まで向かって走り去る姿に「バイバイ」と手を振りました。
出発したのは日曜日だったのですが、京都駅の混雑はすごかったです。
まめ大福もあんなにたくさんの人が行き交っているのは初めて見たのではないかと思います。ディズニーより人口の密集率はすごかったはず。
帰りの電車ではぐっすりおやすみに
京都での時間を過ごし、次の日の帰りのサンダーバードでは、ぐっすり1時間以上おやすみしました。
午前中に京都駅のホームでたくさんの電車を見て、僕たち親の買い物に付き合ってもらったまめ大福は、お疲れだったようです。
まあ、予想していたのですが。
でも!上の写真を見てください!
まめ大福の右手、寝ているのにシールを握っています。
そうです。この日の帰りのサンダーバードでも、車掌さんにシールをもらったのでした。
この日の車掌さんは「子どもさん用のシールあげますね」と声をかけてくれました。
そのシールをまだ真顔で受け取り、しばらくガン見したあと、眠りの国に旅立っていきました。
まとめ
初めて特急電車に乗ったまめ大福。
本人の様子を見ていると、特急に乗って大喜び!という印象では正直ありませんでした(笑)
やはり、本人としては座席でじっとしている時間という感じが強かったのでしょう。
もう少し大きくなると、「今自分は特急に乗っていて、遠くまで行くんだ」という認識もできるのかもしれませんが、約2歳ではちょっとそこまでわからなかったかもしれません。
でも、車内の様子を興味深そうに見ていたり、デッキで遊んだり、そして車掌さんから大好きな電車のシールをもらえて楽しんではくれたのかなと思います。
電車のシールをくれるのは僕たちも知らなかったので感激しました。いいサービスがあるものですね。感謝です。
もう少し大きくなったら再挑戦したいですね。そのときは2回目だし、今回よりも「電車に乗ってる」と分かってもらえるのではないかと思っています。
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