「もうとっくに寝る時間なのに遊びたがって寝室に行かない」
「連れて行こうとしても暴れて泣いて逆に大変になってしまう」
そんな我が家と同じ悩みを持ったパパママの参考になったらと思いこの記事を書いていきます。
僕が試しにやってみたら成功した方法、よければお試しください。
自我とイヤイヤで遠のく寝室
2歳が近くなり、二語文も少しずつ話すようになってきた息子のまめ大福。
しかしその反面、自我もものすごく出て来て、イヤイヤも本格的になってきました。
最近困ったのは、寝る時間になっても寝室に行こうとしないこと。
これまで寝る時間は20時だったのが、20時半、21時とだんだん後退してしまっていました。
1~2歳の間の理想的な睡眠時間は、11~14時間ほどと言われているということで、お昼寝を合わせてもやっぱり20時ごろには寝室に連れて行きたい…。
こんなふうに考えていたワケです。
我が家では18時ごろに夜ご飯を食べ、19時過ぎにお風呂、そして20時に寝室に行く。という流れでやってきました。
しかし、これが最近ではお風呂を上がったあとも「まだ遊びたい!」と聞かない…。
(ちなみに、僕が仕事から帰るタイミングによって、僕がまめ大福をお風呂に入れるかどうかが決まります。)
抱っこをして強制送還しようとしてもバンザイをして脱出。あげく泣いて暴れられて逆効果という感じです。
5m先の寝室が遠い…。そんなことに悩むようになっていました。
暗い寝室で遊ぶのはどう?
まめ大福を寝室に誘うため、僕はあることを思いつきました。
これが効果テキメンだったんです。
それは、こんな言葉かけ。
「そのおもちゃ、ねんねのとこで遊ぼうか」
するとまめ大福は、このとき持っていたミニカーのおもちゃを持ったまま、パッと寝室の方を見ました。
あれ?意外とイケる?と感じた僕は、さらに「ほら、パパとねんねのとこ行こう」と言い、先に寝室に向かうそぶりを見せてみました。
すると、ちょっとテンション上がった様子でついてくるではありませんか!
(20時ごろだと妻がお風呂に入っているタイミングなので、僕が帰ってきているときは僕が寝室に連れて行くのです)
寝付くまで付けている寝室の枕元の小さいライトを僕が付けると、いそいそとベッドに上がってきます。
そして、薄暗いけど、ベッドの上でミニカーで遊び始めました。むしろ、薄暗いところで遊ぶというのが珍しかったようです。
しばらく遊んだところで「ころんしようぜ」と声をかけると、素直に横になりました。まだ手はミニカーを摑んでいましたが。
でもそのうち、目がトロンとしてきて、お風呂から上がった妻が合流してからはさらに安心したのか、無事そのまま眠りに就きました。
その後、妻からは、私がお風呂から上がる前に寝室にいて驚いたと言われました。
それから1週間ほど経った今も、同じ方法で寝室に向かわせることができています。持って行くおもちゃは日によって変わりますが、それでも同じ流れで眠ってくれます。
子どもが望むことを探すこと
この方法、思いついたときは普通にダメ元でした。
でも結果これが成功したのは、まめ大福にとっても「まだ遊べる」「しかも寝室で遊ぶって新鮮」というメリットがあったからだと思います。
遊びたい気持ちを否定するのではなく、認めてあげる。そんな姿勢がやっぱり大事なのかなと思ったりします。
結局、子ども自身が望むことでないと、特にイヤイヤ期の真っ最中ですから動いてくれません。
なんだか「北風と太陽」の太陽になれた気分ですね。
「小さい子どもだから」とか「自分の子だから」と親のエゴを出してしまうことも間々ありますが、子どもも一人の人なんですよね。
カーネギーの「人を動かす」は自分の子どもにもバッチリ当てはまるなぁ。僕の愛読書です。
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