冬は洗濯物が乾きづらく、部屋干しの機会が増えますよね。
乾燥機、使いますよね。お金、かかりますよねぇぇ。
僕が住んでいる北陸は雪国です。トンネルを抜けるまでもなく雪国なんです。
冬は基本、空はどんより曇り空。洗濯物が外で干せるなんてことは子どもが野菜を食べるくらい奇跡的なことです。
だから、乾燥機は必需品。「冬は乾燥機をかけるもの」それが僕の親の代からの常識でした。
しかし、今年の冬はちょっと違います。夏にも活躍したサーキュレーターを使うことで、部屋干しでもスッキリ短時間で洗濯物が乾くことを発見。
この記事では、我が家の新しい節約術「サカセ作戦」をご紹介します。
サーキュレーターで乾け!洗濯物!
お察しのとおり、「サカセ作戦」とは、「サーキュレーターでかわけ!せんたくもの!作戦」のことです。
原理はとっても単純、シンプル。
サーキュレーターの風を、
洗濯物に直撃させるだけ。
ポイントはリビングで行うこと。リビングでは人がいる間暖房をかけているので、当然暖かいワケです。
暖かい風をサーキュレーターで直接洗濯物にぶつけることで、効率的に乾燥させることができます。
タイムスケジュール
我が家のサカセ作戦を時系列で紹介すると、こうなります。
◆21時
息子のまめ大福氏、就寝。ほぼ同タイミングで洗濯が終了するので、部屋干し用のラックに干す。欲し終わったらサーキュレーターON!
◆23~24時
妻と僕が就寝。暖房は切るけどサーキュレーターはつけたまま!
◆翌6時
全員起床。起きると洗濯物の8割は乾いている!アメージング!乾いたものは取り込んで、乾いていない厚手のものなどだけにする。
◆7時半
僕とまめ大福が保育園に向け出発(妻は少し先に出勤する)。ここで暖房とサーキュレーターを切る!
◆16時
暖房のオンタイマーが作動。エアコンがかかり出す。
◆17時
妻とまめ大福が帰宅。このときには朝乾いてなかったものもすっかり乾いてる!マーベラス!
と、以上の流れで、乾燥機を使わなくても、1日で我が家の洗濯物は乾いてしまうのです。
節約できる電気代
乾燥機を使わず、サーキュレーターを使うことで、具体的にどのくらい節約になっているのか。調べてみました。
本当は、乾燥機を使っていた去年とサーキュレーターを使った今年とで、我が家の電気代を比較できれば一番よかったのですが、昨年の冬は妻が育休中で日中もずっと家にいたので、正確な比較ができません。
そこで、一般的な電気代を調べて比べてみることにしました。
乾燥機の電気代
洗濯機には、縦型とドラム型があります。また、乾燥の方法もヒーター式とヒートポンプ式があります。それぞれのタイプごとにかかる電気代も異なるので、その辺も整理して書いて行きます。
①縦型+ヒーター式・・・60円/1回
洗濯物を真上から入れるタイプの縦型の洗濯機で、ヒーター式の乾燥の場合、1回の乾燥機の使用で約60円の電気代がかかるそうです。
②ドラム型+ヒーター式・・・50円/1回
洗濯物の投入口が斜めについているドラム式の洗濯機で、ヒーター式の乾燥の場合、1回の乾燥機の使用で約50円の電気代がかかるそうです。
③ドラム型+ヒートポンプ式・・・1回/15円
省エネを目的に作られたヒートポンプ式の乾燥は、ドラム型の洗濯機のみに採用されているそうです。この洗濯機で1回乾燥機をかけた場合、約15円の電気代がかかるそうです。ヒーター式よりかなり電気代が安いですね。
サーキュレーターの電気代
対してサーキュレーターの電気代は、8時間の使用で以下の通りです。
風量:弱・・・3円
風量:中・・・5円
風量:強・・・7円
我が家では夜間寝ている間にサーキュレーターをかけているので、8時間ほどと考えてちょうどよいと思います。
もうこの時点で乾燥機よりもかなり節約できていることがわかります。
【参考ページ】
サーキュレーターの電気代を実測しました – 新電力比較サイト
さて、比較の材料をざっくりと一般的なものですが集めました。
我が家はどのくらい節約できているのかと考えると、洗濯機は「縦型+ヒーター式」なので乾燥機を1回かけると60円がかかることになります。
対して、サーキュレーターは風量「中」でかけているので、1日当たり5円ほどと考えることができます。
そうしますと、なんと乾燥機の12分の1の電気代で済んでいることになります!
1日当たり55円の差があるので、1ヶ月だと1,650円も節約になっていることに!
オムツ1パック分くらい、あるいは家族3人でコメダのモーニングに行けるくらいですかね(笑)
これはかなりデカイです。
まとめ
「サーキュレーターでかわけ!せんたくもの!作戦」略してサカセ作戦で、乾燥機をサーキュレーターに置き換えると、1ヶ月あたり1,650円ほどの節約になる!(我が家の場合)
もちろん、洗濯機の違いや、サーキュレーターの容量(大きさ)や回す時間によって差は生じてくると思いますが、それでも、1,000円くらいは余裕で節約ができるのではないでしょうか。
部屋干しは、スペースを取るし邪魔になるという欠点もありますが、サーキュレーターなら置く場所も自由が利くのでリビングの一角で十分サカセ作戦を取ることはできるかと思います。
乾燥機は一気に完璧に乾きますが、電気代がちょっと心配という方には、ぜひオススメしたい作戦でございます。
コメント