う、産まれたー!感動の立ち合い出産。そのリアル②<病室編>

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待望の我が子が産まれたまさにそのときのリアル体験談シリーズ。今回はその②<病室編>です。病室に駆けつけて病室のドアを開けのは、ケロリとした様子のいつもの妻でしたが・・・すでに陣痛は7~8分置きになっていました。

 

前回の記事は、妻からLINEで「陣痛っぽいものが10分置きになったから病院向かう」という連絡を受けてから病院に駆けつけるまでのしたこと、準備した物などについて書きました。
(前回の記事:う、産まれたー!感動の立ち合い出産。そのリアル①<駆けつけ編>

そうして高速を飛ばして病院についた僕。病室のドアを開けると別段いつもと変わらない元気な様子の妻と、妻のお母さんがいました。

 

静かに痛がる妻

陣痛といえば、かなり痛いもの。もう漠然と、そう思っていました。陣痛や出産のときの痛みは男性では耐えられないともよく聞きますよね。だから、妻もかなり苦しむだろう、声を出して痛がるかもしれない、それを受け止める覚悟を僕なりにしてきたつもりでした。

しかし、7~8分置きにやって来る陣痛が来ても、妻はじっとその痛みを寡黙にやり過ごすのでした。我慢強い女性だとは思っていましたが、声を漏らしても「う~ん、痛い…」とつぶやくくらい。一生懸命外に出て来ようとがんばっている我が子と一緒にがんばっているのだと思うと胸に来るものがありました。

 

そのとき僕は何してたか

まさしく体を張ってがんばる妻。陣痛も2~3分置き。
もう、このときの男ほど無力な存在はないですね。そばについて、陣痛が来たら背中をさすり、痛みを少しでも和らげようとしてあげる。本当にこれしかできない。(でも、背中をさするとそちらにも意識が行くため、陣痛の痛みを和らげる効果は実際にあるみたいです)

あとは、腰が痛いと妻が訴えるので、背中をさするのをある程度続けたら、今度は腰を押してあげるなどもしていました。

あとは、テニスボールです。前回の記事でも書いた、お産のときにあるといいアイテム、テニスボール。本来は「いきみ逃し」のためにボールを肛門に押し当てるというのが正しい使い方なのですが、妻はイマイチ効果を実感できず・・・。テニスボールでぐりぐりと腰をマッサージされる方が腰が気持ちがいいと言っていました。

妻の場合、病室に着いてから分娩室に向かうまで約4時間。陣痛がやって来る度に背中さすさすの腰をテニスボールでぐりぐりの、「がんばれ!」と声をかけーの、やっていました。4時間…今にして思うと長い時間に感じますね。僕もなかなかがんばったじゃない。
破水は最後まで起こりませんでした。妻も最後まで寡黙に痛みと向き合っていたので、僕が想像していた出産直前のイメージとはかなりかけ離れていましたね。

 

病院スタッフがしてくれたこと

陣痛の間、助産師さんや看護師さんは頻繁に様子を見に来てくれました。赤ちゃんの心音と陣痛の波を測るベルトのような器具を妻に巻いたことで、僕やお義母さんも今陣痛が来てる!というのが目で見てわかるようになりました。

また、膀胱におしっこがあると赤ちゃんが降りづらいということで、トイレにも促してくれて、付き添ってくれていました。妻は歩くのもやっとという様子でしたし、トイレのなかでも2度ほど陣痛がやってきたと言っていましたが、なんとか用を済ますことができたようでした。

そして、分娩室に向かうタイミングを測るのにとても大事な、子宮口の広がり具合を確認する内診。これも分娩室に向かうまで4回ほどしてもらいました。測るたびに、6㎝、7㎝、9㎝と順調に開いているとのことでした。

専門のスタッフさんが来てくれると、なんとも言えない安心感があります。個人病院だったからか、とても手厚く、スタッフの方が代わる代わる顔を見せてくれたのが僕たちにはありがたかったです。

 

妻が横たわって動けなくなり、分娩室へ

じっと痛みに向き合う妻でしたが、ついに痛みがマックスに来たようで、ベッドに横になって「ん~」とうめくようになりました。

子宮口が8㎝ほどだと言われたあと、「もういきむのを我慢できなくなったらナースコールを押してください」と言われていたのですが、ついに妻は我慢が出来なくなったようで、「コール押して」と言いました。

僕がナースコールを押すと、すぐに看護師さんが来てくれて、妻の様子をみると、「分娩室行きましょう」と言いました。

いよいよそのときが来ました。妻と赤ちゃん、二人が精いっぱいがんばるときです。
僕は立ち合いを希望していましたが、先に妻が分娩室に向かい、僕はしばらく待つように言われました。
場違いな気もしたけど、妻に頼まれたから手には一眼レフを握りしめ、落ち着いて座ることもできず、分娩室の外でそわそわと歩き回っていました。

5分ほどすると、準備が整ったのか「では旦那さんも入ってください」と声をかけられました。お義母さんに「行ってきます」と声をかけ、妻のいる分娩室に僕は入って行きました。

 

【本シリーズ記事の一覧】
う、産まれたー!感動の立ち合い出産。そのリアル①<駆けつけ編>
う、産まれたー!感動の立ち合い出産。そのリアル②<病室編>
う、産まれたー!感動の立ち合い出産。そのリアル③<分娩室編>

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