「おれって友達の話を比べてもかなり家事を手伝ってると思う」「なのに嫁は認めてくれない。いつも機嫌が悪い」「うちの嫁は贅沢なんじゃないか?」と、思っている僕と同じパパたちは結構いるのではないでしょか。
この度、ワタクシつぶあん、その諸悪の根源を発見しましたのでここに報告します。
「手伝う」ってワード自体がダメだった…!
結論から書いちゃいます。
この記事のタイトルにも敢えて入れましたが、「手伝う」ってワードが奥さんたちが僕たちを認めてくれない原因だったんです。
と言われれば察しのいいあなたにもわかったでしょう。
「手伝う」という言葉には、「おれはサブ、あなたがメイン」というニュアンスが含まれてしまっているんです。
決してそんなつもりはない。僕も「メインは君がやれ」なんて思ってもいなかった。
でも、確かに「手伝う」っていうのは、メインが別にいてそれをサポートするという意味合い、ありますよね?
だから、この「手伝う」という言葉に含まれてしまっているニュアンスに気づいたときはドキッとしましたよ。
ちなみに、このことをどこで知ったかというと、Instagramです。
これです。僕が大好きなハシモトスズさんの「ヨメはいつもメンドクサイ」という漫画のオマケ部分を読んでいてのことでした。
「男も家事を手伝う時代」と言われた世代
僕は今年30歳。たぶん、これを読んでくれているあなたも、似た世代ではないでしょうか?
そんな僕たちの世代は、「これからは男も家事を手伝わないといけないよ」と言われながら結婚した世代です。
男女共同参画社会という言葉のもと、女性がどんどん社会進出し、「外で働くのは男の仕事。家事をするのは女の仕事」なんて考え方は時代遅れになっていきました。そんなタイミングで子どもから大人になってきた世代だと思うんです。
だから、逆に言うと「奥さんを手伝えばOK!」というように考えている僕のような旦那連中が多いのでしょう。
今では、「手伝えばOK!」も時代遅れになってきているってことですね。
じゃあ、解決するためにはどうすればいいのか?
無言実行。これが最上
まずは、「手伝う」という言葉は封印。永久追放すること。これが絶対です。
そして、僕がここ数日の検証の結果たどり着いたのが、“無言実行”の境地です。
「今日はおれ皿洗うよ」は爆死しました。「いや、別にいいよ」という不機嫌モードでの一言が妻から返ってきたのです。今思えば実に浅はかですね。「今日は」では「普段は君ね」と言っているようなもの。完全な墓穴。
「皿洗おうか?」も爆死。これも皿洗いの主導権は妻にあるニュアンスがしっかり残ってます。
そう、そんな余計なステップを1つずつ登りながらたどり着いたのが、無言の世界だったのです。(今思えば一足飛びでそこへ行けって感じですよね)
ポイントは、家事のメインが妻とならないこと。つまり、メインはおれだ!ってならなければならない。だから、家事をする妻のマネをすることにしました。
結論。何も言わず、当然のように皿を洗うのです。
まさに無言実行ですよね。言うまでもなくやる。それが家事における“最上の夫”です。
でも、コミュニケーションはやっぱり大事
ただ、最初に無言実行でお皿を洗ったときには驚かれたし、気味悪がられました。
だから最初は、「皿は流しにおいといて」と声をかけるとか、「掃除するかな!」と独り言のように言って立ち上がるとか、そのようにしました。
そうして少しずつ無言実行になっていけばいいのです。
いくら無言の境地と言っても、コミュニケーションは大事。コミュニケーションをとって、家事の分担を変えたり、仕事で遅くなるときはあらかじめ言って置いたりすることは必要ですからね。
ここまで読んでくださった方。あなたは優しい旦那様ですね。わざわざ検索してやって来たのなら、本当に優しい、妻想いの方だと思います。「手伝う」という言葉は封印して、奥さんと仲良くやっていきたいものですよね。
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